1年目社員4人に聞いた、
電通ライブのリアル

  • 内田第1プロデュース
    ユニット
  • 川田第3プロデュース
    ユニット
    (関西支社配属)
  • 村松第2プロデュース
    ユニット
  • 白井第2ビジネス
    クリエーション
    ユニット
2024年3月1日時点

入社の決め手は?どんな仕事をしてる?何が楽しくて、何がツラい?
入社1年目の社員4名に、電通ライブの“リアル”をホンネで語ってもらいました。

Q. まずはじめに!電通ライブを選んだ理由は?

川田

私は学生時代にテーマパークでアルバイトをしていたのですが、毎日多くのお客さんが非日常を求めて来場し、楽しんで帰っていく姿を見て、そのような“非日常性”に携われる仕事をしたいと考えるようになりました。テーマパークやホテルなどのレジャー業界を中心に受けていたのですが、その中でも電通ライブの非日常性をイチからつくって最後まで関われるところに惹かれました。仕事の規模感や携われる業界の幅広さも決め手となったポイントですね。

内田

僕が就職活動で軸にしていたのは、「人のことをワクワクさせたい」ということ。大学で文化祭の実行委員会に3年間携わり、人を楽しませることが自分にとってすごく価値のあることだと感じるようになりました。イベント・スペース業界や音楽業界を調べていたのですが、大きな決め手となったのは、大学時代のサークルの先輩で、現在電通ライブで働いている方の存在です。実際に話を聞いてみると、決して華やかなだけの世界じゃないけれど、「人に楽しんでもらいたい」という熱い思いがあることがひしひしと伝わり、僕もそんなふうに働きたいと思いました。

白井

僕は大学と大学院で映像系の勉強をしていたのですが、どちらかというと映像を作ることよりも、その作品を発表する展示会やイベントを作ることに面白さを感じていました。また、映画館のアルバイトで舞台挨拶の運営やディスプレイ制作に携わり、ステージやイベントを盛り上げる仕事に興味を持つようになりました。決め手となったのは、ホームページに空間プロデュースの事例として載っていた「KABUTO ONE」を実際に見に行ったこと。想像していたよりもずっと大きくてインパクトがあり、「このスケール感のものを作れる発想力や実現力を自分も身に付けたい」と思って入社を決意しました。

村松

私は学生の頃、みんなのようにやりたいことや将来の夢が見つかっていませんでした。実は就職活動もあんまりやる気が出なくて…(笑)。ただ、ずっと吹奏楽をやっていて演奏会を企画することが楽しかったのと、趣味程度にものづくりも好きだったので、漠然と何かを作る仕事がしたいと思って電通ライブも含めた数社を受けました。その中でも電通ライブは、どこよりも幅広い領域の仕事を手掛けていたので、いろんな仕事に携わる中で自分のやりたいことを見つけていきたいと思って入社しました。

Q. 次に、入社後のイマどんな仕事をしていますか?

内田

最近ですと、自動車メーカーの展示イベントのプロジェクトに参加させてもらいました。具体的に担当したことは、企画に必要な資料の収集や、協力会社さんとの進行管理、イベント当日のサポートなどです。特にイベント当日はイレギュラーな対応が多いので、運営側と協力会社さんのハブになって調整に駆け回っていました。普段の仕事の内訳としては、資料収集が4割、打ち合わせが3割、社内外への連絡が3割というイメージです。まだ慣れていないこともあって、メールを1件送るだけでも内容や添付資料などに間違いがないか確認しながら進めているので、けっこう連絡に時間を割いているかもしれません。

白井

メール作成、意外と時間がかかるよね。僕は幕張メッセで開催された大規模イベントに携わりました。主に担当したのは、SNSキャンペーンの景品の手配です。景品を提供いただく団体ごとに、景品の内容や用意するタイミングなどを調整し、クライアントに納品する作業を行ないました。また、先輩が担当しているステージ演出のアイデア出しや資料作成、協力会社さんとの調整も経験させてもらいました。一つのステージにもいろんな企業が関わっているので、内田と同じく企業間のハブのような役割で動くことが多かったです。

村松

私もイベント開催に向けた資料作成や、出演していただくアーティストが所属する会社との調整などを担当しています。具体的には当日歌う曲や歌唱環境、衣装や権利関係も含めて、先方に確認をとりながら一つ一つクリアにしていく作業をしています。また、公募案件の企画にも携わらせてもらい、協力会社さんと実施内容や見積りをすり合わせて企画書にまとめる作業にもチャレンジしています。

川田

私は神戸で開催されたイルミネーションイベントを担当しました。先輩のサポートのもと、来場者に配布するカードの制作や、ARを用いた特別体験の準備、開催期間中の運営などに携わりました。開催期間中、毎日朝が早くて夜が遅いのがツラかったのですが、(笑)これだけしっかりとプロジェクトに関わるのは初めてだったので、とても良い経験になったと思います。

Q. 仕事のやりがいや、テンションが上がる瞬間は?

白井

実際に来場者が喜んでいる姿を見ると、やっぱりテンションが上がりますね。

内田

分かる。本番が一番アガるよね。大勢の来場者が楽しく過ごしている様子に感動します。

白井

その一方で、ステージやイベントの裏側を見られるのも実は嬉しかったりする(笑)。出演者がリハーサルで何をしているのか、どんなことをチェックしているのかを見るだけでも、新しい発見や学びを得られるよね。

村松

私は来場者もそうなんですが、クライアントが喜んでいる姿を見たときにもすごく大きな達成感を感じます。やはりクライアントありきの仕事なので、担当者の方からポジティブな反応をいただけるのは嬉しいです。

川田

私は終わった瞬間もけっこう好きです。イベントプロデュースは決して簡単な仕事ではないからこそ、無事に終えることができたときの達成感はすごいです。

Q. 逆にツラいことは?

村松

現場がとにかく、夏は暑くて冬は寒い(笑)。

川田

そして、めっちゃ動く。1日のイベントで歩数計が2万歩を超えるときもあるからね。

内田

体力的にもハードだけど、プレッシャーも大きいよね。限られたスケジュールの中でいろんな人たちと調整しながら進めていく仕事なので、一個がうまくいかないと全部うまくいかなくなることもあります。

村松

うん、期限が迫ってくると本当に切羽詰まる…(笑)。新入社員でもそうなるから、さらに大きな仕事を担っている先輩って本当にすごいと思う。

白井

数年後、本当に先輩みたいになれるのかな?って不安になるときがあるけど、きっと先輩たちも通ってきた道だと思って頑張っています。

川田

やっぱり、経験が大事な仕事なんだなって思います。とにかく現場で経験値を積むことで、少しずつ自分にできることを増やしていくしかないのかなと。

村松

一つとして同じ現場はないから、ルーティーンワークでこなせることが少ないんですよね。でも、だからこそ達成感が大きいのかもしれない。

Q. 入社前と入社後でギャップを感じることは?

内田

僕はサークルの先輩から話を聞いていたので、仕事自体にそこまで大きなギャップは感じませんでした。ただ、思ったよりも先輩や上司の方との距離が近いというか、けっこうフランクにコミュニケーションを取れる機会が多いことに驚きました。

村松

めっちゃ分かります。役員の皆さんや部長が気さくに話しかけてくださることもあって。こんなに新入社員のことを気にかけてもらえるとは思っていませんでした(笑)。

白井

そういう意味では、新入社員研修の手厚さも良い意味でギャップがありました。あっさり終わるのかと思いきや、かなり長期間にわたって実施されるので、自然に先輩たちのことを知れるし、自分のことも知ってもらえるし、同期とも仲良くなれたと思います。特に僕はパワポやエクセルを触ったことがなかったので、パソコン講座で学べたことは実務ですごく役に立っています。

Q. どんな人が電通ライブに向いていると思う?

白井

自分が好きなものについて、まわりから「もういいよ!」って言われるぐらいの熱量で話せる人ですね。いろんなジャンルの仕事があるからこそ、何か特定の領域にすごく詳しい人は重宝されると思います。

川田

得意分野、大事だよね。ただ、自分が好きな領域の仕事だけをできるわけじゃないので、いろんな物事に興味・関心を持って楽しめる、好奇心旺盛な人も向いていると思います。

内田

それから、根底に「人を楽しませたい」というマインドが根付いていることも大切だと思います。普段の仕事はもちろん、社内のイベントや食事会のときでさえも、みんな本当に人を楽しませるのが心から好きなんだなと感じることが多いので。

村松

私は、仕事に夢中になりたい人、仕事でやりがいを感じたい人、そして、人とコミュニケーションを取るのが嫌いじゃない人。この3つに共感できる人が向いていると思います。

Q. 電通ライブに興味がある学生の皆さんに向けて、今からやっておいた方が良いと思うことは?

内田

いろんなイベントに足を運ぶことです。実際に体験したことや心を動かされた経験が、仕事のアイデアにつながることが多いので、今のうちからたくさんインプットしておくことをおすすめします。

川田

インプットといえば、同世代や高校生のあいだで流行っていることを情報収集する癖をつけておくのも大事だと思います。入社後、先輩から若者のトレンドを聞かれる機会がすごく多いので、よくSNSなどをチェックするようにしています!

村松

流行を押さえておくことや、最新の技術を知っておくことが、仕事につながることもありますよね。そのように新しいことを知ろうとする姿勢を身に付けておくことが大切かなと思います。

Q. 最後に就活生へのメッセージをお願いします!

川田

実際に入社してからじゃないと分からないこともあると思うのですが、気になる会社がある人は、自分がその会社に入ってやりたいことを具体的にイメージしてみることをおすすめします。まわりのことはあまり気にせずに、焦らず自分のペースでがんばってください。

白井

そうですね。これは僕の経験則ですが、勢いだけで突っ走ると失敗します(笑)。自分のペースで程よく息抜きをしながら進めていき、定期的に振り返る時間を作りながら取り組んでいってほしいです。

村松

私のように今はやりたいことがなくても、自分にはどんな会社が合いそうなのかを考えてみると良いのではないでしょうか。転職時代とはいえ、新卒で入った会社で何を経験するのかがその後の人生に影響を与えると思うので、自分の気持ちに寄り添った選択ができると良いと思います。

内田

就活は人生の中でも、自分と真剣に向き合う数少ないチャンスです。自分が何を大事にしていくのかを考え、最終的に自分が納得する形で終われれば、それは良い就活だと言えます。まわりのことは気にせずに、自分に矢印を向けて取り組んでみてください。そして、電通ライブに魅力を感じてくださった方と、ぜひ一緒に働けることを楽しみにしています。