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42.195kmの会場、
15,000人が参加する

大規模イベントを成功に導く
「金沢マラソン」

  • 谷澤 翔平2014年入社
  • 井上 航大2022年入社

2015年から石川県金沢市で開催されている「金沢マラソン」。2024年は「MOVE FORWARD AS ONE(ともに前へ)」を合言葉に、国内外から約15,000人のランナーが参加し、大盛況の中で幕を閉じました。第一回から大会全般の企画・準備・運営を一気通貫で実施している電通ライブの関西支社より、プロジェクトメンバーの谷澤さん、井上さんに話を聞いてみました。

金沢の魅力を体感・発信する都市型マラソン。
2015年から電通ライブが大会運営全般をサポート

−簡単に自己紹介をお願いします。

谷澤

入社以来、関西圏を中心に全国各地の自治体案件に携わっています。金沢マラソンは2022年から担当しています。

井上

谷澤さんと同じく自治体案件を中心に、民間企業の案件も担当しています。新卒1〜2年目は関西で開催されているマラソン大会に携わり、2024年から金沢マラソンを担当しています。

谷澤

今年からは、井上さんにフロントに立ってもらい、クライアントとのやりとりや協力会社との打ち合わせもメインでやってもらっています。

−入社して3年目でメイン担当になるのは珍しいですよね?

谷澤

これほど大規模な案件だと、かなりのレアケースだと思います。そこは、社内に金沢マラソンをはじめとするマラソン案件のノウハウが蓄積されているから実現できるのかなと。

井上

そうですね。毎日谷澤さんにいろいろ教えてもらっていますし、後ろから支えてもらっている安心感があります。

−それでは金沢マラソンがどういう案件なのか、改めて教えてください。

谷澤

2015年に創立された、市民参加型のマラソン大会です。金沢の魅力を満喫できる回遊型コースや石川・金沢の食文化を楽しめる企画などが人気で、2014年大会でちょうど10回目の開催となりました。日本では約15年前から都市型マラソンがブームになり、電通ライブは全国各地のマラソン大会に携わってきました。その知見・ノウハウをフル活用し、金沢マラソンは初回から継続的にサポートしています。

−金沢マラソンにおける、電通ライブの業務範囲を教えてください。

井上

電通関西オフィスと電通西日本の北陸支社、電通ライブの3社で担当し、私たちは大会の運営全般を担っています。42.195kmのコース設計、15,000人規模のランナー募集、開催に向けた準備、当日の運営などをクライアントやグループ会社、協力会社と一緒に実施しています。

トイレの設置場所、飲料水の量、警察や医師との連携。
15,000人のランナーが走ることを想定した準備が必要

−では、具体的な仕事内容をいくつか教えてください。

谷澤

やることはたくさんありますが、15,000人のランナーが走ることを想像してもらうと分かりやすいと思います。例えば、スタート地点ひとつとっても、それだけ大勢の人が一堂に集まれる場所を選定する必要があります。走る直前にトイレに行きたくなる人もいるので、どのくらいの数のトイレをどこに設置するのかを考えるのも私たちの仕事です。

井上

給水所に置く飲料水の量を算出する作業もありますよね。水が足りなくなると事故につながりますし、協賛者からいただく飲料水なので余らせ過ぎてもいけません。当日の気温によって飲む量もだいぶ変わるので、最適な量を計算する必要があります。

谷澤

事前にコースを車で移動しながら、仮設トイレを設置する場所を探したりもします。

井上

そうですね、監視カメラを設置できる電柱を探して申請するとか。

谷澤

そう、マラソン大会はコース上に置くあらゆるものに申請が必要なんです。カラーコーンにしても看板にしても、個数や大きさ、色などをチェックして申請を出す。地味に感じるかもしれませんが、とても大切な作業です。

井上

他にも、スタート地点や表彰式のステージを施工会社と協力しながら設営する仕事や、参加者や完走者に贈呈する景品をデザイン会社と一緒に制作したりする仕事もあります。

谷澤

各関係者との連携も多いですよね。マラソン大会は一般の道路を閉鎖するので警察や自治体との調整も欠かせませんし、救護体制も非常に大切なイベントなので、医師との打ち合わせも定期的に行います。協賛者をはじめ、ブース出店者や各種メディア、大会に参加しない地域住民の方々も含め、ステークホルダーの多い案件だと思います。

井上

クライアント、警察、協力会社など、それぞれの立場で意見や要望が異なることもあるので、その間に入って調整を行い、一番良い落としどころを見つけるのが、この仕事の大変さでもあり、達成感を感じられるポイントですね。

−イベント運営に必要なあらゆる要素が凝縮されているんですね。プロジェクトを進める中で印象に残っていることはありますか?

谷澤

2024年1月に能登半島地震が発生し、大会を開催すべきかどうか金沢市の方々と何度も協議を重ねました。その中で、金沢の魅力を発信していきたい、この街を盛り上げていきたい、という皆さまの強い思いが心に残っています。その思いに応えたいという気持ちが推進力となって、プロジェクトを前に進めることができたのかなと思います。

井上

1年かけて準備するので、街に対する愛着も湧いてきますよね。私はレンタサイクルを借りてコースや街中を回ったのですが、改めて素敵な街だなって思いましたし、携われば携わるほど魅力を発見し、地元の方々とのつながりも増えていったことが印象に残っています。

安心・安全な大会運営を継続するために。
全国のマラソン案件のノウハウを結集

−マラソン案件ならではの魅力ってありますか?

谷澤

スケール感の大きさですね。単純に会場が42kmあるイベントってほかになかなかないと思うんです。参加するランナーの人数も多いですし、スタッフも大勢います。そのような大規模なイベントを成功に導くことで大きな達成感を得られるのが魅力の一つです。

井上

分かります。長い時間をかけて準備してきたからこそ、本番当日のスタートラインに1万人以上のランナーが並ぶ光景は圧巻ですし、一気にスタートする瞬間はいつも感動します。カタチになるまでは大変なことも多いのですが、それを乗り越えて本番を迎えたときに体感する迫力やスケールの大きさは、マラソン案件のやりがいなのかなって思います。

−電通ライブはマラソン案件の実績が多くありますが、電通ライブならではの強みはどんなところにあると思いますか?

井上

マラソン案件に限らずですが、イレギュラー対応の速さはピカイチだと思います。社内外にいろんな知識を持った方やプロフェッショナルの方がたくさんいるので、自分だけでは解決できないことが起こっても仲間に頼れば迅速に解決できるっていう強みがありますよね。そこは若手からすると大きな心の支えになっています。

谷澤

マラソン大会は人命に関わるリスクもあるので、誰にでもできるような簡単なイベントではないのかなと思います。電通ライブでは安心・安全な運営を継続するために、全国のマラソン案件の各担当者で定期的に情報共有会を実施しています。その強みが一番発揮されたのがコロナ禍でした。感染症対策をどのように進めるべきか、まだ世の中が手探り状態だったころから、各大会がどのような対策をしているのか、良かった事例などを共有することで、全国で足並みをそろえて対応できました。

コミュニケーションの量が多い仕事
人と関わるのが好きな人におすすめ

−どんなマインドや性格の人が電通ライブにおすすめですか?

井上

イベントの仕事はいろんなステークホルダーがいて、それぞれと調整する必要があるので、必然的にコミュニケーションの量は多くなります。なので、人とコミュニケーションを取るのが得意じゃなくて良いと思うのですが、苦ではない人のほうが向いているのかなって思います。人と話すことが好き、人と関わるのが好きな人にはすごくおすすめの会社ですね。

谷澤

個人的には、好奇心があって良かったなって思うことが多いです。例えば、もともと私はマラソンに興味がなかったのですが、案件を担当するようになってから興味が湧いてきましたし、マラソンが好きな人たちの気持ちを知れば知るほど楽しく仕事ができるようになりました。いろんなジャンルの仕事に携わる機会があるので、いろんなものに面白さを見出せる人や、好奇心を持って前向きに取り組める人が向いているのかもしれません。

−ありがとうございます。最後に就活生にメッセージをお願いします!

井上

皆さん、ぜひ関西に来てください!笑

谷澤

その言葉に尽きますね。関西を拠点にしていますが、全国のクライアントと向き合っていますし、魅力的な仕事がたくさんあります。

井上

人間関係の良さ、結束力の高さも関西支社の魅力です。仲間になってくれることを楽しみにしています。

本取材は2024年10月に実施したものです