DENTSU LIVE | 電通ライブ

３日間で37,800人の来場者が訪れ、大盛況のうちに閉幕した「SAUDI ANIME EXPO 2019」の制作事務局を電通ライブが担当。

石油依存型経済から脱却をすべく、産業の多角化等を目指した国家の成長戦略「ビジョン2030」を掲げ、様々な施策を実行しているサウジアラビア。「SAUDI ANIME EXPO 2019」は、この施策の一つとして、エンターテインメント産業活性化のために開催された。

会場内は日本でも話題のアニメ関連展示を中心とした「エキシビジョンエリア」、大人気アニソンシンガーのライブやトークショーなどを楽しめる「メインステージエリア」、アニメキャラクターになりきれる「コスプレエリア」、日本を代表するアニメを鑑賞できる「ムービーシアターエリア」、日本のグルメを堪能できる「カフェエリア」で構成。

従来であれば、アニメなどの娯楽の提供が難しいサウジアラビアにおいて、日本のアニメを楽しんでもらう非常にチャレンジングな案件だったが、連日開場前からエントランスには大行列ができ、アニメグッズの物販コーナーでは、売り切れ商品が続出するなど、大変な盛り上がりを見せたイベントとなった。

モンスト制作の裏側にスポットをあてたコンテンツや、出演者がゲーム内の新クエストに挑むなどのゲームプレイステージ、10月1日・2日の2日間に分けてモンストの最新情報をお届けする「モンストニュース」など、モンスト9周年の「宴」を配信。当社は、各コンテンツ・オープニングの企画制作、配信、空間デザイン等を担当した。

■会場既存の雰囲気を活かした空間デザイン
会場の昭和レトロあふれる豪華なシャンデリアやダンスホール、レストランスペースをそのままスタジオとして活用しつつ、モンストのテイストを織り交ぜた空間を設計。

■会場を使用したオープニング映像制作
トリックアートやモニタートリック、ポイントビューなどサプライズ要素を盛り込んだオープニング映像を3日分制作。

■プライベートビーチでの打ち上げ花火
最終日のエンディングでは、モンストの9周年を記念した祝祭感のある演出として打ち上げ花火を実施。

ITOCHU SDGs STUDIOで開催された、こども視点での体験を通して、こどもとの暮らしや社会の在り方について考える体験型展示「こどもの視展」。
こどもの当事者視点とはどんなものかを真面目かつ楽しく研究しているこどもの視点ラボ協力のもと、こどもにとっての「頭の重さ」「泣くしかできない会話」「朝食の大きさ」「時間の流れ方」「怒っている大人の見え方」「重すぎるランドセル」の6つの視点を体験を提供。電通ライブはデザイン・設計施工を担当した。

＜展示内容＞
・こどもの頭の重さを大人に換算した約21kgの“ベイビーヘッド”
・何を話しても泣き声に変換される“ベイビーボイス”
・大人の約２倍サイズのものを扱う２歳児から見た朝食風景“２歳の朝食”
・大人とは異なるこどもの時間感覚を写真を通して可視化した“いとちゃんの30分”
・４m級の巨大生物に見立てた大人に見下ろされて怒られるVR映像“４mの大人たち”
・ランドセルを大人サイズに換算した約18.9kgの“大人ランドセル”

こどもの視点を学ぶことができる展示として、各種メディアで大きな話題となり、多くの来場者が訪れた。

コスメ・ファッション・フード・日用品などを提供している、オンラインショッピングマーケットプレイス「Qoo10」を展開するeBay Japan合同会社が、幕張メッセで行われた、世界最大級のKカルチャーフェスティバル「KCON JAPAN2023」のタイトルスポンサーを獲得し、Convention Areaでブースを出展。

電通ライブは『MOVE By Qoo10』ブースの、ブースデザイン・ブース施工・ノベルティ製作・運営を担当した。

ブースでは迫力のある大型モニターを使用し、MOVE By Qoo10のファッションを訴求。
ブースデザインは、MOVE従来の可愛らしいデザインを残しつつも、ホワイトを基調とした先進的で、洗練されたイメージへとブランディング。専用フィルターを使ってTikTokへ投稿をしていただいた来場者には、記憶に残るノベルティとして、高級感がありカラフルでMOVEのイメージにもあったマカロンボーロを配布した。

また、大型ステージに出演する超人気アーティストITZYがブースを訪問するため、当社は運営の他、映像や音響などのシステムと、KCON主催者やクライアントと直前まで連携を取るなど進行のサポートも行った。ブースは大盛況となり、コンベンションホールを最大級に盛り上げることに成功した。
KCON全エリアの来場者数は3日間で約12.3万人。