DENTSU LIVE | 電通ライブ

京都水族館
クラゲエリア展示改装リニューアル
『クラゲワンダー』

  • オリックス不動産株式会社
  • July / 16 / 2020
  • 京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内) 京都水族館2階

知的好奇心を刺激する、新しいクラゲ展示

2012年の開業より京都市内の内陸型水族館として人気を誇ってきた京都水族館。
開業後初めての大規模投資の実施が計画され、2020年GW開業を目指してキックオフされました。
オリックス不動産の手掛ける京都水族館リニューアルプロジェクトです。

基本構想から内装工事の設計施工を電通および電通ライブが担当しました。
水槽製作および建築担当は大成建設です。

全国の多くの水族館で人気を誇るクラゲは、10億年前から地球に存在すると言われており、いまだにその生態は謎が多く、京都水族館飼育スタッフ様へのヒアリングによると、毎日新しい発見がある(からこそ熱心になる)そうです。
そんな彼らの、”クラゲをもっと見せたい” ”もっと知ってほしい”という思いを、お客さまの知的好奇心を刺激するテーマとして捉え、空間構成やプログラムとして体現した展示『クラゲワンダー』が誕生しました。クラゲ飼育数は西日本最多※となっています。
リニューアルの最大の見どころとなる、クラゲとの一体感が楽しめるパノラマ水槽『GURURI』はSNSでも大きな評判となっており、京都の新しい撮影スポットになっています。これまでにないドーナツ型形状の水槽に、まるで躙り口のようなアーチ状の入り口を潜り抜けると、真っ暗な空間を美しい照明で現された1500匹ほどのミズクラゲが囲みます。優雅に浮遊するクラゲたちの姿に気持ちを開放しながら、個々のクラゲの美しい姿に魅入ってしまうことでしょう。
これまでバックヤードで行っていた飼育スタッフの日々の活動、生物飼育の姿など、生物への思いや熱量をそのまま公開した『京都クラゲ研究部』では、研究や繁殖のほか、飼育環境下での長期育成を目指し、
日々活動しています。また一般来場者とのコミュニケーションが生まれる場となっています。

今回の改装により、オリックス水族館のコンセプト「近づくと、もっと好きになる。」を体現しました。

※日本動物園水族館協加盟の近畿、中国、四国、九州、沖縄の水族館が公表している飼育展示数。
オリックス不動産株式会社調べ

京都水族館
クラゲエリア展示改装リニューアル
『クラゲワンダー』

オリックス不動産株式会社

2020年4月24日竣工 2020年7月16日開業
京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内) 京都水族館2階