DENTSU LIVE | 電通ライブ

伊藤忠商事東京本社に隣接するITOCHU Garden内にオープンしたSDGsに関する情報啓発・発信拠点ITOCHU SDGs STUDIOの施設拡大施策。
電通ライブは企画・デザイン・設計施工・コンテンツ開発・施設運営といったプロジェクトの全工程を担当。
未就学児～小学校低学年程度をターゲットに、遊びを通してSDGsの大切さを学べるキッズパークを計画した。

施設内に設置された4つのコーナーでは、それぞれ違った視点からSDGsを意識したコンテンツを展開している。
子どもたちの創造性で海に漂うゴミを新しい命に変える「ヒラメキオーシャン」
壁に隠れた動物たちの鳴き声を楽しむことができる「キコエルフォレスト」
廃材で文字や絵を表現することで、アート体験を楽しめる「ステナイアトリエ」
色分けされたカゴに七色のボールを投げ込みながら、分別の大切さを学べる「ナナイロスカイ」

SDGs STUDIOのコンセプトである「私が夢中のSDGs」を体現すべく、より分かりやすく、お勉強になりすぎないコンテンツ開発を意識することで、子どもたちはもちろん、親たちも子どもを通じてSDGsの大切さを自然に学ぶことができる施設を実現することに成功した。

今後は施設運営を通して施設活性化に継続的に関わっていくことで、ワークショップの開催等、施設をさらに魅力的に活用していくことを目指していく。

ITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARK 公式サイト
https://www.itochu.co.jp/ja/kidspark/

オムロン創業者、昭和の経営偉人「立石一真」の90年の“人生とひととなり”、今日のオムロン経営理念の根幹をなす“創業者精神／ベンチャースピリット”を、世界から来訪する社員やゲストに実感として伝わるよう制作。

■特別な「来訪体験」

一真自邸、庭園、隣接する旧展示棟（立替）を用いて、社名にもなった「御室」の景観、空気を最大活用する計画とデザイン。また、京都の独自な手わざでしかつくり得ない庭園の整備と活用も行う。
庭園内通路からのアクセス、水音の制御、群建築としてのデザイン、四季感あふれる庭園と旧住居の景観的取り込み、近隣のコンテクストにも溶け込む新展示棟のデザイン品質、開拓者としての人生を、じぶんごと化する年表の構成など、余人の比較追従を許さない五感を刺激する体験演出アイデアを実現。

1982年に「地球環境の保全とエネルギーの有効利用」をテーマに企業広報館として開館したガス科学館を、「地球環境、そしてガスを中心としたエネルギーの“いま”と“みらい”」をテーマに、次世代を担う子どもから大人まで幅広く楽しめる体験型見学施設としてリニューアルした。
電通ライブは企画・デザイン・コンテンツ開発から施工管理まで、トータルなクリエーティブディレクションを行った。

施設は主に「小学校中・高学年の校外学習の場」としての利用がメインとなるため、学習要領とリンクした内容で構成。大ホールでのオリエンテーションの後「都市ガス製造所内のバス見学」「ガスの付臭体験などの展示見学」「再生可能エネルギー発電体験や冷熱実験」など、バリエーション溢れる<ここでしかできない見学体験>で、堅苦しくなりがちな「学習」を楽しい体験として展開。

更に楽しくするため、タブレットを使って謎解きをしながら体験学習する見学ストーリーを構築。見学者自身がストーリーの主人公となって、課題と目的をクリアしていく「体験の設定」を盛り込み、各種コンテンツへの参加の期待感やモチベーション、ワクワク感を創出した。

■ガス科学館WEBサイト
https://www.osakagas.co.jp/company/gasscience/

“エコ”ロジー（環境保全）、“エコ”ノミー（経済性）に配慮し、地域のみらいを“照らす”。
そして、地球（テラ）を守（ス）るとの思いを込めて、「九州電力 Eco Terrace（エコテラス）」が開設された。

くらしに密接に関わる“でんき”や、地球環境・地域課題など、“みらいを照らす”ための情報交流拠点となっている。

電通ライブは、電通九州と共に、企画・デザイン・コンテンツ開発から空間設計、施工管理まで、トータルディレクションを行った。
市立天文館図書館が隣接する拠点のポテンシャルを活かすとともに、触れて感じて思いをめぐらせながら、地球、そして鹿児島の“みらい”を照らす物語に出会える場所となることを願い「鹿児島みらいライブラリー」をコンセプトに設定。

鹿児島の自然や本を空間モチーフに取り入れながら、シンボリックな体験型アトラクション「発電体験ゲーム」、エネルギーや鹿児島にまつわるクイズや発電所紹介を掲載した「なるほど！回転キューブ」、九州電力グループのカーボンニュートラルに向けた取組みや暮らしに役立つ情報を発信するタッチパネル式ディスプレイ「タッチグラフィッＱ」など、子どもが楽しく学びながら遊べるコンテンツにより展示を構成した。