DENTSU LIVE | 電通ライブ

■「真実の唇。展」

KATEの唇研究から生まれた新ルージュ「レッドヌードルージュ」。

その発売前プロモーションとして、商品への期待感を醸成し、商品に込められたKATEの本気のメッセージを伝えることをミッションに、企画制作～現場運営を担当。

新ルージュの象徴である「赤」に染まった空間で、唇研究の秘密を紐解き、自分だけの「真実の唇」に出会うことができる、体験型のPOPUPイベントを展開した。

■「赤を変える」

新ルージュの発売に込められた「赤を変える」というメッセージをコンセプトに、イベント会場内は赤一色に染まった空間演出を施した。

また、東京では、イベント会場である表参道ヒルズのメディアジャックを行い、会期中の表参道ヒルズ周辺一帯で「赤」を表現した。

■体験シナリオを重視した会場設計

巨大な唇のオブジェ「リップゲート」からスタートする会場内では、唇研究の原点に触れるプロジェクションマッピング演出、研究の秘密に迫る体験型展示を展開。タッチ&トライエリアは「遭遇」と題し、ディスプレイ展示・セルフタッチアップカウンターのほか、シミュレーターシステムによるリップカラー診断やプロのヘアメイクアーティストによるカウンセリングサービスを実施。体験シナリオを重視したゾーニングにより、来場者と新ルージュ、「真実の唇」との出会いをKATEらしく演出した。

３日間で37,800人の来場者が訪れ、大盛況のうちに閉幕した「SAUDI ANIME EXPO 2019」の制作事務局を電通ライブが担当。

石油依存型経済から脱却をすべく、産業の多角化等を目指した国家の成長戦略「ビジョン2030」を掲げ、様々な施策を実行しているサウジアラビア。「SAUDI ANIME EXPO 2019」は、この施策の一つとして、エンターテインメント産業活性化のために開催された。

会場内は日本でも話題のアニメ関連展示を中心とした「エキシビジョンエリア」、大人気アニソンシンガーのライブやトークショーなどを楽しめる「メインステージエリア」、アニメキャラクターになりきれる「コスプレエリア」、日本を代表するアニメを鑑賞できる「ムービーシアターエリア」、日本のグルメを堪能できる「カフェエリア」で構成。

従来であれば、アニメなどの娯楽の提供が難しいサウジアラビアにおいて、日本のアニメを楽しんでもらう非常にチャレンジングな案件だったが、連日開場前からエントランスには大行列ができ、アニメグッズの物販コーナーでは、売り切れ商品が続出するなど、大変な盛り上がりを見せたイベントとなった。

モンスト制作の裏側にスポットをあてたコンテンツや、出演者がゲーム内の新クエストに挑むなどのゲームプレイステージ、10月1日・2日の2日間に分けてモンストの最新情報をお届けする「モンストニュース」など、モンスト9周年の「宴」を配信。当社は、各コンテンツ・オープニングの企画制作、配信、空間デザイン等を担当した。

■会場既存の雰囲気を活かした空間デザイン
会場の昭和レトロあふれる豪華なシャンデリアやダンスホール、レストランスペースをそのままスタジオとして活用しつつ、モンストのテイストを織り交ぜた空間を設計。

■会場を使用したオープニング映像制作
トリックアートやモニタートリック、ポイントビューなどサプライズ要素を盛り込んだオープニング映像を3日分制作。

■プライベートビーチでの打ち上げ花火
最終日のエンディングでは、モンストの9周年を記念した祝祭感のある演出として打ち上げ花火を実施。

石油依存型経済から脱却するため、近年、国を挙げてエンタメ産業に注力しているサウジアラビア。
そんなサウジアラビアの首都リヤドに期間限定で誕生した、世界10 カ国の文化を体験できるテーマパーク「ブルバードワールド」の中に、日本の文化やアニメコンテンツを集約した「ジャパンアニメタウン」を展開。
2019年に電通グループで「サウジアニメエキスポ」という日本アニメの総合展示会を担当したことがきっかけで始まった本プロジェクト。電通ライブは制作進行や現地施工のデザイン監修、運営計画の立案など制作全般に携わった。

広さ約40,000平方メートルにも及ぶ「ジャパンアニメタウン」内では、渋谷や浅草などの日本を代表する観光地を模したエリアを中心に、東京タワーや千本鳥居、日本庭園などを再現。その中で浴衣の販売や茶道体験など、日本文化を体験できる他、国内で人気の高い約30のアニメタイトルを楽しめるパビリオンが立ち並んだ。
渋谷のスクランブル交差点エリアに設置したメインステージをはじめ、会場の各所にミニステージを配し、和太鼓や阿波踊り、鎧甲冑を着たパフォーマーのステージ、相撲など、様々な日本文化を複合的に紹介。メインステージでは、日本人アーティスト達が人気アニメの主題歌を披露した。

約4か月にわたって実施される本イベントは、現地の日本アニメファンだけでなく、各国の文化体験を楽しむファミリーなど、多くの来場者が訪れ、大変盛況なイベントとなっている。