DENTSU LIVE | 電通ライブ

日比谷エリアの再開発を牽引する存在として、2018年3月末に開業した東京ミッドタウン日比谷。日比谷らしいやりかたで日比谷を再発展させていくため、単なる施設開業プロモーションの枠を超えた、日比谷の価値（近代日本のリーディングエリア/芸術文化・エンターテインメントの象徴）を街をあげて発信するという、エリア全体を巻き込んだ街づくり／ブランディングに寄与するプロジェクト。

【街を舞台とした観劇体験の開放】と【様々なステークホルダーを巻き込んで持続的に発展していける「街をあげたイベントスキーム」の開発】。この二つを両立させ、日比谷の街の歴史に敬意を払いながら新たな発展を目指す。
屋外にメインステージを設置し、来街者に無料で観劇体験を提供。加えて、海外の大演劇祭のスタイルも参考に、本格的なショーから初心者向けまで幅広いプログラムで、観劇の裾野を広げながら、持続的に発展していける仕組みを創造。

初年度から2年続けて、フェスティバルの幕開けは、日比谷にゆかりがあり世界で活躍する宮本亞門氏の演出で屋外ステージを実施。「エンタメの街=日比谷」を高らかに宣言。
文化庁/芸団協/東宝/日生劇場などを巻き込んだ、「エリアをあげた新プロジェクト」としての座組み作りを行い、今後も日比谷エリア発展の中核的取組として、継続展開していく。

■感性を刺激するアートな食体験

土鍋ごはんの最もおいしい食べ方の一つである「おにぎり」に着目し、愛情を込めて握る「おにぎり」を「愛の結晶」と捉え、さまざまな愛の形をおにぎりで表現。
メニューは、「初恋」や「愛し合う二人」をテーマにしたこれまでにない前衛的なアプローチで、美しく、おいしい、まるでアート作品のようなおにぎり全7品と、土鍋ごはんの美味しさを極限まで引き出した裏メニュー1品。アートな空間で、アート作品のようなおにぎりを食す、食べる人の感性を刺激する前代未聞の体験となった。

■高級レストランさながらの内装

内装には国内外から注目を集めるバルーンアーティスト・Daisy Balloon（デイジーバルーン）が制作したアート作品「気化-vaporization」を展示。
生命の循環をテーマに、一粒ひと粒のバルーン（水滴）を美しく密に組み合わせ、炊きたてのごはんの象徴ともいえる水蒸気をダイナミックかつエネルギッシュに描いた作品がカウンターの中央から天井に大きく伸び、店内をいっそう華やかに演出。

2023年4月開校を目指す私立高等専門学校「神山まるごと高専(仮称・認可申請中)」が、中学生および、その保護者に向けて、多様な将来の選択肢に触れ・体験してもらえるイベント「神山まるごと高専 presents 未来の学校FES」を開催。

神山まるごと高専への進学を考える学生だけでなく、「15歳を迎える全ての学生に、自分の新しい可能性と出会うきっかけを」という想いのもと、東京品川会場、神山会場、オンライン会場の3拠点で、授業や実習のほか、展示、ワークショップ、学校説明会など、人生の選択や学びについての問いや気づきを与える多彩なコンテンツを展開。

電通ライブは、「モノをつくる力で、コトを起こす人」を育成するという神山まるごと高専が目指す人物像や社会的意義、創立メンバーを始めとする神山まるごと高専設立に関わるスタッフの皆さんの想いに共感・賛同し、20名以上の有志社員で本プロジェクトに参画し、本イベントの企画・制作、実施のサポートに携わった。

群馬イノベーションアワード（以後、GIA）は、群馬から次世代を担う起業家を発掘、奨励し、「起業」を通じて地域を元気にしていくプロジェクト。
今年のファイナルステージには16組が出場してビジネスプランを競った他、実行委員会メンバーによるパネルディスカッションの実施や、歴代ファイナリスト・協賛社によるブースの出展など、起業家マインドの共有が図られた。

電通ライブは、本番の演出進行・映像ソフト/ハード周りを担当。
2022年は節目の10周年を迎えることから、これまでの集大成として「温故創新」をテーマにオープニングやコンテンツの企画・制作を実施。過去にGIA出演歴のある、頼政太鼓や群馬県内の高校生によるダンスパフォーマンスをプログラムに取り入れることで、GIAのこれまでの軌跡を振り返るだけでなく、群馬全体としてイベントを盛り上げていく「オール群馬」を表現した。